『力の入れ具合』について(後編:力の込め方)

今日は「力の入れ具合」についての続編で、「居合」を始めて気づいた「力の込め方」のお話です。

居合では模擬刀という切れない刀を使って稽古しますが、1キロくらいの重量があります。

私は稽古で「小指が浮いていて、刀をしっかり握れていない。」、「刀の動きがブレている」と頻繁に注意されていました。柔道でも相手の袖口を握るときは小指と薬指でというのは小学生の時から言われていることで知っていることなのですが、力強く握ると以下のようになってしまい小指が浮いてしまっていました。

最近になってYouTubeで、野球でのバットでの握り方やゴルフのクラブの握り方を見てみると、指先で握ることと、手のひらで握る二通りあることがわかりました。

どうやら自分は手の平で刀を握っていていたようです。

だったら握り方を変えればいいんだと思って、修正した握り方で居合を試してみますが中々うまくいきません。動作を遡ってみると、居合では、刀を握る前にまずは刀を鞘から抜くことを行いますが、その時点で肩や上腕三頭筋など腕の外側に意識が集中して力が入っており、手首や手のひらに力が伝わってしまっていることがわかりました。
さらに、座っている姿勢から立ち上がる時も下半身に力が入っていると、上半身に余計な力が入っているようです。

ということは、座っている姿勢での体各所の力の入れ具合から始まり、次の動作に移るごとに力の入れ具合を計算して技を演じる必要があるということです。

具体的にいうと、足の指先の力の込め方如何で、手の指先の見え方までが変わっていることがわかりました。

最近では、ダンスでも体各所の動き方を改めて再確認し、全体として無理がなく効率的で魅力的な動作になっているかを研究するようになりました。
何かダンスの動作で違和感を感じた時は、全く他の場所での力加減や使い方が影響しているかもしれませんよ。

2022年6月25日 | カテゴリー : ダンス, 武道 | 投稿者 : mint

『力の入れ具合』について(中編:力の方向)

今日は「力の入れ具合」についての続編で、「合気道」を始めて気づいた「力の向かう方向」のお話です。

初めのうちは、私の場合、相手の動きに即時に反応してしまい、例えば手首をつかまれると、自分の肩にも自然に力が入ってしまっていました。頭で力を抜こうと考えると、余計に力が入ってしまいます。

また、稽古の中では上級者の方に「相手を間違った方向に動かそうとしている」ことをよく指摘されました。

合気道ではうまく修正することが難しいのですが、ダンスにおいては活かせそうな点が思い浮かんできました。
スタンダードのホールドを例にとると以下のようになりそうです。

・自分が進む方向が、手を握って触れている(男性は左手、女性は右手)相手を感じている方向に寄りがちである。実際はもう少し外側で自分の胸骨が向いている方向のあたり。
・反対に女性は、男性の右手が触れている左肩甲骨のほうによって行きやすいが、もう少し内側あたりで右肩甲骨のあたり

文章にすると難しいですね。

要は、手の感触や、感触から伝わる相手の動きに騙されないこと。(本来の自分が動きたい方向と異なる場所に動いたり、動かそうとしている可能性があるということ。)

※即席で図を作ってみました。
本来緑の矢印方向に進みたいのに、相手と触れている箇所を感じてオレンジの矢印に動いてないでしょうか??ということです。

以上になります。
次回は「居合道」で気づいた「力の込め方」をお話ししたいと思います。

2022年6月17日 | カテゴリー : ダンス, 武道 | 投稿者 : mint

2年前から『柔道』を20数年ぶりに再開しました。

今回は柔道を再開した時のエピソードを書いてみました。

2020年6月(2年前)のフィットネストレーナーの勉強では色々な知識を得ることができました。知識は頭の中に入っているだけではダメなので、いろいろ試して自分の技術に結び付けなければなりません。


ダンスの動きでは、筋肉や骨の動きに注目すると、軸の移動やバランス、動作、見せ方など、挙げたらキリがないほど改善できそうな点が沢山見えてきました。
パートナーとの練習でも相手との動作の違いが分かったり、「自分は今○○な感じでやってるんだけど、そっちはどうやっているの?」などと自分の動作を相手に伝えやすくなり、より一層自分のダンスが追求し易くなりました。

おそらく野球のピッチングフォームやゴルフのスイングなど、他のスポーツの様々な動作においても同じように追及できるということですね。

他のスポーツ??
柔道???(@_@)においてはどうなんだろう。

小学校前から高校1年までやっていた「柔道」のことが頭をよぎりました。
軸の動きや、体重移動を考えて技を作り出す必要があるのでは?
腕の動きは?脚は?腰は?手の握りは?などなど???色々頭に疑問が湧き出してきました。

20数年前の自分が知っていればという思いと、今からでも試したいという気持ちになり、近くのスポーツセンターの柔道場に自主トレ行ってみることにしました。
(2020年6月頃は柔道業界もダンスと同じく厳しい制約を受けており、組手は一切禁止、〇メートル離れてという指針が出ておりました。)

道場は誰も使用している人がいなく、一人で自由に筋トレやストレッチ、柔道の動作確認を行うことができました。(鏡があるので裸足でダンスの動きをやってみると、シューズを履いているのと違う新鮮な感覚がありました。)

・打ち込みの時に首振りや背骨の意識でスピード、キレが増し、床への安定具合が向上する。
・大外刈りや内股の片脚バランスでは、上体に捻りと腹圧を入れておくとバランスと強さが良くなると思われる。

一番驚いた嬉しいことは、「体が覚えている」ということでした。筋肉がというより、神経というか反応というか。20数年振りだというのに、小さい時から厳しい稽古を経験したおかげですね。

そして、翌日にまた驚きがありました。恐ろしいほどの筋肉痛と疲労感!!
中学校時代、ほぼ毎日部活やっていたけど何でできたんだろう?
(そういえば、中学3年夏で部活引退した時、夏休み後に6キロくらい太ってたかも。)

という感じで再開するに至りました。
その後も月2回程度、自主練や集合練習に参加して稽古してます。

当初はダンスでやったことを柔道で試してみるという流れでしたが、最近では柔道やほかの武道からダンスに活かせる気づきもあり、あくまでダンスの妨げにならないよう続けたいと思っています。

これからも色々なエピソードを書いていきたいと思いますので、読んでいただけたら幸いです。